
宿を取り忘れた俺が送った、同じ謝り方の28回目。書けと言われて、はじめて数えたこと
コラム
同じ文字の並びを数えました
返ってきたのは「何が悪かったのか、自分の言葉で書いて。書けるまで返さなくていい」でした。書き出しては消すことを繰り返しても、宿の話から先へ進みません。やりとりを上へたどって数えると、同じ文面は28回ありました。並んでいる日付を見ても、そのときの喧嘩が何の話だったのかを俺は挙げられませんでした。怒りが収まる形だけを覚えて、中身のほうは一度も読んでいなかったのだと思います。書けたのは「取ると言ったのに取らなかった。前の日に聞かれたときも、確かめずに寝た。それを笑って終わらせようとした」という文です。笑はつけませんでした。
そして...
別の日で宿を取り直して、番号だけを先に送りました。あの文面は変換の履歴から消しています。今は返信を打つ前に、自分が何をしたのかを先に書き出すようにしています。書き終わるまで送らないので、返事はどうしても遅くなります。
(20代男性・営業職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)





























