
私のsetlogを見て、友達全員が感じていたこととは…
コラム
返ってきたメッセージを読んで、私は自分の投稿一覧を上から順にさかのぼってみました。そこに並んでいたのは、彼氏と過ごす週末の動画ばかり。
休憩室のロッカーにもたれかかりながら、私はその画面を何度も見返してしまいました。
私だけが知らなかった温泉旅行
高校時代からの仲良し6人で、「setlog」というアプリを使っています。1時間ごとに短い動画を撮り、同じタイムラインに並べていくアプリです。
その日の朝10時、私は玄関で靴を履きながら「今からバイト」という動画を投稿しました。同じ10時の枠には、駅のホームで電車に乗り込む5人の動画が並んでいます。どこに行くのかは書かれていませんでした。
バイト中、レジに立っている間もスマホの通知が鳴り続けました。休憩に入ってアプリを開くと、12時に改札を出る様子や、13時に温泉まんじゅうを食べている動画など、5人の楽しそうな投稿が続いています。みんなが温泉旅行に行っていることを、私はこの画面を見て初めて知りました。
「誰かが誘うのを忘れていただけかも……」 そう思おうとしましたが、メッセージ欄を開いては閉じるのを繰り返すばかりでした。
思い切って送った「なんで誘ってくれなかったの」
15時、バイトが終わって着替えながら「バイト終わった」と動画を上げました。同じ15時の枠には、すでに5人がホテルの部屋で荷物を広げている動画が並んでいます。私が1日レジに立っている間、6人分の枠のうち、私以外の5人分だけが埋まっていたのです。
帰りのバスの中で、私はメッセージの文面を何度も打ち直しました。みんなを責めたいわけではなく、ただ理由が知りたかっただけです。悩んだ末に残ったのは、短い一言でした。
「なんで誘ってくれなかったの?」
送信ボタンを押し、既読がつくまでの間、私はバスの窓に映る自分の顔をじっと見つめていました。
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返ってきた理由と、自分の投稿


























