ゼクハラは逆効果です!男性に結婚を意識させるポイント
カップル
小林 リズム
家に帰ったら何気なくゼクシィが机に置いてある…。彼の家に忘れたふりをしてゼクシィを置いていく…。
この他にも、遠まわしに彼に結婚を催促すること全般を「ゼクハラ」と呼んでいますが、いきなりゼクハラをするとたいていの彼は引いてしまうもの。とはいえ、いつまで経っても結婚の話が出ないと「この人は私との将来のことを考えているのかな…?」なんて不安になりますよね。彼に自然に結婚を意識させるにはどうすればいいのでしょうか?ここでは、男性に彼女との結婚を意識したきっかけや、嫌だったゼクハラについての本音について聞いてみました。
ゼクハラせずに結婚を意識させる方法
■彼と自分にとっての「居場所」をつくる
「会社では上司に詰められ、休みがないから友達とも飲みにいけず…。そんなときに彼女が家に転がり込んできたんだけど、“おかえりなさい、お疲れ様”って言ってくれたり、ご飯を作ってくれたり、仕事の愚痴を聞いてくれたりした。仕事がしんどいときも居場所があると思えて、彼女との結婚を意識するようになった」(30代/広告代理店)
大切なのは、彼にとって居心地のいい場所を作ること。そうすることで、自然と「この人とずっと一緒にいたいなぁ」と思うようになり、彼女との結婚を見据えるようになるでしょう。彼が忙しいときは焦らせるのではなく、寄り添うこと。自分の結婚願望ばかりを押しつけるのではなく、これから先も彼が帰りたいと思えるような場所を先に提供してあげることで、彼は結婚を前向きに考えるようになるでしょう。
■キャリアアップをする
「年明けに1年の目標を立てようという話になった。彼女は“今年は仕事で頑張って年収をアップさせる。それから3年後にはマネージャークラスになって~”と意気込んでいるのを見て、この子なら結婚しても楽しんで仕事を続けそうだなぁと思って、経済的な不安がなくなり、翌年本当に彼女が年収をあげたのでプロポーズしました」(20代/公務員)
昔は専業主婦が多い時代でしたが、今では共働きがほとんどです。平均年収も年々さがっている現代では、経済的なことを理由に結婚に対してネガティブになる男性も多いでしょう。そんなときに、仕事が好きで結婚後も続けたいという姿勢や、「一緒に働こう」というスタンスを見せる女性は、男性にとっても結婚しやすいです。結婚したら寿退社を夢見るより、目の前にある仕事に打ち込んで、キャリアアップを図ることで、彼は結婚を意識するようになるでしょう。
「彼女が料理がすごく上手な子だった。ただ美味しいだけではなくて、ある材料でテキパキ作ってくれた。その姿を見て、結婚してもこの子なら大丈夫なんじゃないかなって思いましたよ。やっぱり家事ができる子はポイント高いです」(30代/IT)
「好きな人の心を掴むにはまずは胃袋から掴め」って昔から言いますが、やはりそうなんですよね。家事をテキパキこなす人は、それだけ将来の結婚生活でもこなしてくれると期待されます。どんなに可愛くても、どんなに性格がよくても、将来が見えないとだめですよね。
男性が嫌がるゼクハラ
■友達や両親に会わせる・会いたがる
「周りから固めていかれると、どんどん結婚へのレールが敷かれてしまっていると感じて、気が重い。相手のご両親に会うと、結婚はまだかと急かされる」(30代/鉄道)
男性にとって、彼女のご両親というのは、最も緊張する相手です。また、結婚がリアルになってくればくるほど、なるべくは会いたくないものです。結婚の話が出ていないにも関わらず、やたら友達や家族に会わせようとすると、男性は引いてしまいがちなようです。
■SNSで結婚願望を書く
「彼女の周りが結婚ラッシュなんだけど、出席した結婚式の様子をSNSに載せるたびに、『次は自分がいい』『私も早く結婚したい』と書いていて、遠回しに圧がすごい」(20代/広告)
SNSでなんでも書ける時代だからこそですね。次々に友達が結婚して、幸せそうな日々を投稿しているのを見ると、焦ってしましますよね。つい、自分もしたいなと言いたくなってしまうかもしれませんが、彼へのプレッシャーはかなりかかってしまいます。またその発言が、不特定多数のあなたの友達に見られているところでなら、そのプレッシャーはさらに大きいでしょう。男性が嫌な気持ちになるのも、理解できますよね。
■同棲をしきりにしたがる
「ここ最近、同棲をやたらしたがっている。同棲したら、これはもうそのまま結婚なんだろうなぁと。まだ結婚の時期ではないと思っているので、対応に困る日々です」(20代/公務員)
結婚する前に同棲するのは、今や当たり前になりつつあります。いわば、結婚生活の疑似体験です。同棲してしまえば、結婚も秒読みと考える人も多いでしょう。しきりに「同棲したい!」というのではなく、「一緒に住んだら~なのかな?」くらいの話をして、まずは彼の反応を伺ってみましょう。
■結婚雑誌が置いてある
「家の机に、身に覚えのない結婚情報誌が。自分まだプロポーズしてないんだけど、これは早急にしろっていうアピールなんだなって思った」(30代/SE)
名前にもなっている通り、これが最大のゼクハラですね。今すぐ結婚したいという女性の思いが全面に出ています。本気で結婚を考えていない男性なら、この行動が別れの原因になりうる可能性も十分考えられます。男性にとってかなり重いゼクハラになるので、なるべくナチュラルは方法で、さりげなく結婚をほのめかすようにしましょう。
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おわりに