
「返事はいいのよ」義母からの「おはよう」が途切れた日、私が初めて送った1通
ライフスタイル
メッセージが届かなかった日、私は初めて自分から義母に送りました。しばらくして返ってきた言葉を読んで、返信に悩み続けた数か月の見え方が、少しだけ変わりました。
目を覚ますたび、スマホの通知欄のいちばん上にいるのは、夫ではなく義母でした。
私にだけ届く「おはよう」
結婚して2年になります。義母は電車で1時間ほどの町に1人で暮らしていて、連絡先は結婚のあいさつのときに交換しました。
数か月前から、義母から「おはよう」で始まる短いメッセージが届くようになりました。
最初に届いたのは、
「おはよう。ベランダの朝顔が咲きました」
という内容でした。
ほほえましく思い、「おはようございます。朝顔、きれいですね」と返しました。
ところが、それは翌日も、その翌日も続きました。
夫に聞くと、「俺には来てないけど」と言います。宛先は、私だけでした。
返信する言葉を考える朝
返さないわけにはいかない。そう思うほど、毎朝の返信に時間がかかるようになりました。
丁寧すぎると距離があるように見える気がするし、くだけすぎても失礼かもしれない。絵文字の数まで、前に送ったメッセージと見比べるようになりました。
何か試されているのだろうか。言葉の選び方で、息子の妻として値踏みされているのだろうか。
そんな想像まで浮かぶようになりました。
届いてもすぐには開かず、返す内容を考えてから確認する日もありました。
夫にも相談できませんでした。「お義母さんから毎朝届くのが負担」と言えば、義母を嫌っているように受け取られそうだったからです。
ただ、夫には「最近、お義母さんから毎朝メッセージが来る」とだけ話したことがありました。
次のページへ
初めて途切れた日
























