
息子の電話を切ったあと、息子の妻への「おはよう」をやめた私
ライフスタイル
「あんまり構いすぎるなよ」。息子にそう言われた翌朝、私はいつものメッセージを送らずにいました。その日のうちに届いたのは、これまで待つ側だった息子の妻からの連絡でした。
息子の妻に「おはよう」を送ってから、やかんを火にかける。それが、ここ数か月の朝の順番でした。
送る相手に息子の妻を選んだ理由
長く続けているパートの勤務日が減ってから、家で1人で過ごす日が増えました。
息子に用もなく連絡すると、「どうした?何かあった?」と電話がかかってきます。
心配されるほど寂しいと思われるのは嫌でした。
だから、息子の妻に送るようになりました。
「おはよう。ベランダの朝顔が咲きました」
そのくらいの話なら、何かあったのかと心配されることもないと思ったのです。
返ってきたのは、
「おはようございます。朝顔、きれいですね」
という丁寧な返事でした。
その日は、返事が届いたあと、台所で思いついたことを声に出して話している自分がいました。
それから私は、朝になると息子の妻へ短いメッセージを送るようになりました。
きちんと返してくれる息子の妻
息子の妻の返事は、いつも丁寧でした。
届くまでに時間がかかる日もあり、文面もきちんと整っています。考えて書いてくれているのだろうと思うほど、かえって気になることがありました。
もしかすると、負担なのではないか。
そう考えたことは何度もあります。
それでも、「返事はいらない」と自分から書くことはできませんでした。そう伝えたら、本当に返事が来なくなる気がしたからです。
毎朝のメッセージは、息子の妻に何かを伝えるためというより、私自身が朝を始めるための習慣になっていました。
相手の都合より、自分が安心できることを優先していたのだと思います。
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息子からかかってきた電話
























