
彼女に渡した包みから出てきた手紙と、もう送れなくなった出品者への言葉
ライフスタイル
入力欄のなくなった取引画面
帰りの電車で、フリマアプリを開きました。出品者に、カードのことを聞くつもりでした。
取引画面には終了の表示が出ていて、メッセージの入力欄はありませんでした。評価を送った時点で、こちらから連絡する道は閉じていたのです。
画面を閉じて、カードをもう一度読みました。「要望されていたおまけ」という言い方に、俺が送った文面がそのまま写っていました。知らない人に頼んでいたのは包装ではなく、値段に届かなかったことを彼女に言わずに済ませる手伝いでした。カードはそれを、彼女に読める形で箱の中に置いていました。
値段のことを言えなかったのは、安く済ませたと思われるのが怖かったからです。彼女に嘘をつくほうを選んだのは、俺でした。
そして...
彼女とは、まだ同じ店には行けていません。大切な彼女へのプレゼントなのにケチって彼女を傷つけてしまっただけでなく、他人にまで迷惑をかけてしまいました。
(20代男性・会社員)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)





























