
「今の彼女、つなぎだから」と同期に送ったつもりの彼。届いた先は、同期の妻の私でした
ライフスタイル
理由を言わない返信
今度は既読がついてからが長く、コンロにかけた鍋の湯が沸きはじめても通知は鳴りません。ようやく届いたのは、こんな文面でした。
「言い方が最低でした。でも、今はまだ説明できません」
「本人には、自分から話します」
最低だと自分で認めながら、理由は言わない。その書き方が、ただの軽口のあとの謝罪とは少し違って見えました。何を抱えているのかまでは、画面の文字から読み取れないまま。
「話すなら、ちゃんと話してあげてください」
それだけ送って、スマホを伏せました。帰ってきた夫にも、このやりとりはまだ見せていません。後輩が本人の口から聞くより先に、私が話を広げてしまうのは違うと思ったからです。
そして...
数日後、後輩からメッセージが届きました。
「彼から、大事な話があるって言われました」
「ちょっと怖いです」
「聞いておいで。何かあったら、いつでも連絡して」
そう返しながら、あの2通の文面が頭から離れませんでした。つなぎと呼んだ相手に、彼は何を話すつもりなのか。後輩とのチャット画面を、しばらく閉じられずにいました。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























