2018.07.31PR

エッチが減った。それは普通。でも、アレまでなくなっちゃうのは……

複数の男子とお付き合いを重ねていくと、だんだんと「エッチって、減るんだな」というのがわかってきます。付き合いたての頃会ったときは必ずだったのに、今では月に一度あるかどうか、みたいなね。

だけどこれ自体は仕方のないこと。みんなそうなので、「私飽きられてない?」とひとりだけ悲観する必要はありません。むしろ彼の高ぶりすぎた性欲がおさまってきて、「あなた」という存在をピュアで落ち着いた脳みそで見つめ、愛することができる時期に入ってきたということなのですから。

と、通常はこんな感じで、とくにエッチが減ったということを悲観する必要はないわけですが、ただ、エッチのみならず、アレまでが減ってきてしまうと、うかうかしてはいられないかもしれません。
「する回数は減っても、まあただセックスか減ったというだけで、愛情が減ったわけじゃない。飽きてるのなら、そもそもお泊まりデートが減る」(広告/24才)

やっぱり男子は、付き合いたての頃はとにかく「好き」の気持ちに占める「したい」がとにかく大きい。感覚的には8割くらいでしょうか。が、この「性欲のほとばしり」は交際初期の男子に見られる風物詩的なもので、だんだん落ち着いてきます。エッチを求める頻度が減ってくるのがむしろ普通で、最初の頃はまさに異常性欲と言っていいかもしれません。

で、肝心なのは彼らの性欲が正常化してからなわけですが、エッチが減るのみならず、お泊りデート自体が減ってしまったり、全くなくなってしまうのは怪しいかもしれません。なぜなら、エッチをしたい気持ちが弱くなったとしても、彼女に対して愛情があれば、「手を繋いで寝るだけでも幸せ」と私たちが感じるように、「エッチはしないかもだけど、一緒に一晩を明かしたいな」という気持ちは変わらずにあるはずだからです。

だから、「エッチだけが減るか」、それとも「エッチとセットにお泊りまでもが減るか」の違いは大きいと思うんです。
「回数が減るからこそ、『ここぞ』というときにするセックスを大切にするようになると思う」(法律関係/25才)

もう「異常」な時期は過ぎてますので、「カノジョ、トナリニイル、ヤリタイ」みたいな見境のない条件反射はありません。「今日はエッチをしたいかどうか」をちゃんと見定めます。

「やっぱり彼女はかわいいなぁ」と感じることができた日、記念日に素敵なムードで時間を過ごすことができた日には、ふと「今日、抱きたいな」という気持ちが真に浮かび上がってくるものです。

回数だけに着目するのではなく、あなたが「今日のデートはいい感じだな。ちょっと、したいかな」と感じた日に、彼がそれを感じ取ってくれたかのようにいざなってくれる。そういう瞬間があれば、安心です。
「エッチが減っても、キスとか、手を繋ぐとか、そういう愛情表現があれば心配ないと思うよ。全然」(コンサル/27才)

男子にとって、エッチは愛情表現というよりも、まさに「性欲表現」というに等しい存在。むしろ、キス、ハグ、手を繋ぐ、「好き」と伝えるといった性欲と直接的には関係がない言動にこそ、彼らの愛情はにじみ出ているものです(だから、ただ腰を動かしているだけじゃなくて、「好きだよ」とささやいてくれたり、キスの雨を降らしてくれるエッチには、愛情があふれていると感じられるんですよね)。

「男子は彼女とエッチしたがる生き物」
たしかにそれはそうなんだけど、それにあまりにもとらわれすぎてしまうと、「エッチが減った=愛情が減った」と考えてしまいがちになります。

エッチが減ろうと、それ以外の部分で愛情表現が見られるか、ここにこそ注目してみてほしいと思います。
私は、彼氏の異常性欲の嵐が去って、静かで、落ち着いた状態になってからが本当の交際の始まりだと思います。

そうなったとき、彼がようやくあなたを(性欲というフィルター抜きに)まっすぐに見つめようとしているタイミングにも関わらず、こちら側がいつまでも「エッチが減った。どうしよ!」とエッチにばかりとらわれてしまっていたら、彼からも「おいおい、まだエッチの話してるの? もう俺は次のステージ行ってるよ」なんて笑われちゃうかもしれませんよ。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

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