蛙化現象とは?両思いが気持ち悪く感じてしまう理由と克服
恋愛
PR菜花明芽
ずっと前から好きだった男性が振り向いてくれたのに、急に気持ちが冷めてしまうと自分でも戸惑いますよね。
やっと両思いになれたのだから「うれしい」と思うはずなのに「気持ち悪い」とさえ思ってしまいます。
そんな蛙化現象の原因や克服法などについて詳しくご説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
蛙化現象とは?
あまり聞き慣れない「蛙化現象」とはどんなことを表わしているのでしょうか?
蛙化現象の意味と由来について触れていくので、ぜひ注目してみてください。
蛙化現象とは心理用語
蛙化現象とは、好きな男性が思いを寄せてくれるようになった途端「もう好きじゃなくなったかも……」と気持ちが真逆になってしまうことを言います。
このように「好きになってもらっても嫌な気持ちになること」を表わす心理用語のひとつでもあります。
この場合男性が悪いわけではないので自分自身を責めてしまう傾向にあり、それだけで恋愛がうまくいかなくなりがちです。ちなみに「蛙化現象」の読み方は「かえるかげんしょう」と言います。
元ネタ
「蛙化現象」の由来はグリム童話の「カエルの王さま」だと言われています。
この話は、王女さまが泉に金のまりを落としてしまいカエルから「友達になって寝食を共にするなら拾ってあげる」と言われ了承したのに、カエルを置いて帰ってしまうところからはじまります。
カエルがお城にきて事情を話すと王さまから叱られ、王女さまは一緒に過ごしますが、嫌悪感から壁に投げつけてしまいます。
しかし、そのカエルが素敵な王子さまとなりふたりは恋に落ちると言うものです。
この童話では「好き」と気持ちが変わりますが、蛙化現象はそれとは逆で好きな男性を気持ち悪いと思い続けてしまいます。
両思いで気持ち悪くなる蛙化現象はなぜ起こる?
本来なら、両思いになったら喜ぶものですがそうではなく「気持ち悪い」と思ってしまうのはなぜでしょうか?これから「気持ち悪い」と思ってしまう原因について迫っていきます。
自分を好きになるなんて!【自己評価の低さ】
片思いをしているときは「あんなにカッコいい人と付き合えたら……」とどこか手の届かない存在だと思っています。
そのため急に振り向いてくれると「え?私なんかを好きになるはずがない!」「これは夢かもしれない……なんだか怖い」と思うようになるでしょう。
こうして自己評価の低いタイプは現実に起こったことを信じることができない傾向にあります。
蛙化現象のなかでもこういう気持ちになることをどこかで申し訳ないと感じたりします。
両思いのその先のことはキャパオーバー【恋に恋してた】
この蛙化現象は好きで好きで仕方がなかったのに「俺と付き合ってくれない?」と男性に告白されると「ふたりでデートできるかな?」「ハグやキスしたりするんだ」と現実的に考えハッとします。
両思いになるまではボディタッチを意識したり、上目遣いをしたり恋愛テクニックまで使っていたもののその先のことなんてまるで考えていません。
好きだけれどどうしても恋人同士になったふたりをイメージすることができずに、気持ちだけが冷めていってしまうでしょう。
実際の接触で違和感を覚えた【経験不足からの不安】
そもそも恋愛経験が少ないと本来楽しいはずのお付き合いも、不安でいっぱいになってしまうのは蛙化現象のあるあるだと言えます。
たとえば、デートで手をつないだときに「ドキドキ」ではなく「ちょっと気持ち悪い」と違和感を覚えると「もう好きではないんだ」と気がつくでしょう。
自分でも「もっとときめきを感じるはずなのに……」と思いながら、気持ちが追いついていきません。
蛙化現象はこうして実際にチェックしてわかるケースもあります。
次のページへ
蛙化現象テスト!いくつ当てはまるかチェック!