
片付けや掃除をほとんどしない彼「気づいた人がやれば?」→気づかないことにした結果
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彼が初めて手を動かした瞬間
私の言葉に、彼は一瞬きょとんとした顔をしました。そしてしばらく黙ったあと、「……俺のせいか」と小さくつぶやいたのです。
その日の夜、彼は初めて自分から食器を洗い始めました。慣れない手つきでスポンジを握る姿を見て、私は複雑な気持ちになりました。もっと早く気づいてほしかった。でも同時に、こうして動いてくれたことへの安堵もありました。「ごめん、全部お前に押しつけてた」と言う彼の声は、少し照れくさそうで、でも確かに本心からの言葉に聞こえたのです。
私は「ありがとう」とだけ返しました。
そして...
あの日から、少しずつ彼の行動が変わりました。ゴミ出しの日を覚えてくれたり、洗い物を「俺やるよ」と言ってくれたり。小さな変化のひとつひとつが、私にはとても嬉しく感じられます。
「気づかないふり」は、決して気持ちの良い方法ではありませんでした。それでも、言葉だけでは伝わらなかった違和感を、彼が自分で感じる機会になったのだと思います。
今の私たちには、以前よりも穏やかな空気が流れています。どちらかだけがガマンする暮らしではなく、お互いに少しずつ歩み寄る毎日です。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























