
全員がグループLINEを退出した日、残されたトーク画面に並んでいたのは私の独り言だけだった
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あの投稿を送った本当の理由
受験に落ちたお子さんのことは知っていました。知っていたのに、「うちの子、第一志望受かりました!」と合格証書の写真つきでグループに投稿しました。
頭の片隅で「今じゃないかも」という声がしたのに、「でも事実だし」「おめでたいことだし」と自分に言い訳をして送信ボタンを押したのです。
あのとき本当は、誰かに「おめでとう」と言ってもらわないと不安で仕方なかった。けれど返ってきたのは沈黙でした。誰ひとりスタンプすら返してこない。その意味に気づくべきだったのに、私は「忙しいのかな」と目をそらしました。誰かの痛みより自分の承認欲を優先しました。
そして…
あの投稿の翌日、反応がないことに焦って「みんな見てる?」と送りました。その直後に続いた退出通知。間を置かず、一人、また一人と抜けていく。まるで申し合わせたように。最後の一人が抜けたあと、トーク画面には私が送ったメッセージだけが残っていました。
写真も、スタンプも、全部私のもの。それは会話ではなく、ただの独り言の記録だったのです。スマホを閉じて、初めて声を出して泣きました。寂しかったから始めたことが、一番孤独な結末を連れてきた。けれどその涙の中に、言い訳をやめた自分がいたことだけは、確かでした。
(30代女性・パート)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























