
「今年は花火行けない」彼の嘘を、1件の通知が暴いた
カップル
今年の花火は、これまでで一番きれいに見えました。
花火の一発目が空に開くと同時に、1件の通知が届き、私は人混みの中で立ち止まりました。
「今年は花火行けない、ごめん」の一言
彼と付き合って3年、夏の花火大会へ2人で行くのが毎年の約束でした。その日を空けて待っていた私に、彼からメッセージが届きます。「今年は花火行けない、ごめん」。すぐあとに「急に仕事が入って、今週は抜けられそうにない」と続きました。私は「大丈夫、また来年ね」とだけ返しました。約束が流れるのは、これが初めてではありません。彼の都合が変わるたび、私は大丈夫と打ち込んできました。落ち込む私を見かねて、友人が自分と行こうと誘ってくれました。
通知を開いた私の目に、飛び込んだ写真
友人と屋台の並ぶ道を歩き、川沿いの土手に場所を取ったところでした。届いた通知を開くと、彼の友人が上げたSNSの投稿です。写っていたのは、座敷でジョッキを掲げて笑う彼と、それを囲む見慣れた顔ぶれ。「久しぶりに全員集合」の文字が添えられています。仕事で抜けられないはずの彼が、そこにいました。歓声と光が続く土手の上で、私だけが取り残されたようでした。
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彼はまた嘘をついた






















