
友人の結婚報告。半年後「嫉妬で素直に喜べなかった」と既読スルーした理由を正直に伝えた話
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「おめでとう」と送った指は、実は震えていました。嬉しいはずの親友の結婚報告に、私の心はまったく違う感情で埋め尽くされていたのです。
先に結婚するのは私だと思っていた
親友から「実は、結婚することになったの」というLINEが届いたとき、スマホを持つ手が固まりました。彼女より先に付き合い始めて、彼女より先にプロポーズされるものだと、どこかで信じていたのです。私と彼の交際はもう4年。「そろそろかな」と周囲にも匂わせていた矢先のことでした。
反射的に「おめでとう! 」と打って送信しました。指が勝手に動いていました。送った瞬間、涙が出ました。おめでたいはずなのに。大好きな親友のはずなのに。「なんで私じゃないの」。その言葉だけが、頭の中でこだましていました。
返信できなくなった理由
「おめでとう」の後、彼女からメッセージが続いていたのはわかっていました。既読をつけるたびに胸が締めつけられて、何も打てなくなる。いつの間にかLINEを開くことすらできなくなっていきました。
電話が来たときは、ワンコールで切ってしまいました。声を聞いたら泣いてしまうとわかっていたからです。共通の友人には何も言いませんでした。「あの子の結婚が妬ましい」なんて、口に出したら自分が壊れると思ったのです。
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半年かかった言葉

























