
「俺の親と同居してくれ」が口癖の夫に、私が用意した1枚の紙→彼の顔色が変わった
コラム
夫の口から繰り返される「俺の親と同居してくれ」。何度断っても話が振り出しに戻る日々の末、私はある1枚の紙を作りました。
私たち夫婦は結婚3年目の共働きで、夫の実家は地方にあります。義両親とは年に2回ほど顔を合わせる程度の、穏やかな関係を築いてきたつもりでした。ところがある日、夫がふいに切り出した一言から、その日常が大きく揺らぐことになったのです。
「親も歳だしさ」と繰り返される夜
帰省から戻った夫が、夕食の途中で「俺の親と同居してくれ」と切り出したのは、ある秋の夜のことでした。あまりに唐突でした。
私は一度、はっきりと「ごめん、それは難しいと思う」と伝えました。けれど夫は「親も歳だしさ」「考えておいてほしい」と繰り返すばかりで、こちらの理由を聞こうとはしませんでした。翌日も翌々日も、同じ話が始まる。気づけば私は、夕食後の時間が来るのを少し恐れるようになっていたのです。
3日かけて作った、たった1枚
このままでは平行線だと感じた私は、ノートパソコンを開きました。そして夫に渡すための「条件リスト」を作り始めたのです。義実家との家事分担の比率、月々の生活費の負担額、私の働き方、子どもを持った場合の教育方針の決定権、義両親のどちらかに介護が必要になった場合の役割分担。
職場で先輩にもこっそり相談しながら、3日かけて項目をひとつずつ詰めていきました。プリントアウトしたのは、用紙にぎっしりと並んだ20項目ほどのリスト。これは喧嘩を売るためのものではなく、本気で同居を考えるなら必要な話し合いのつもりでした。
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