
「あいつと付き合ってたの完全に黒歴史」と同級生の前で笑った元カレ→なぜか同窓会後に彼からLINEが来て...
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親友のひと言
隣にいた親友が、すっと席を立ちました。元カレのほうへ歩いていくその背中に、「やめなよ」と小声で言いましたが、届きませんでした。
親友は元カレの前に立つと、にっこり笑ってこう言ったのです。「ねえ、別れたあと夜中に泣きながら電話してきて『やり直したい』って言ってたの、誰だっけ?」。元カレの顔から、みるみるうちに血の気が引いていきました。さっきまで大きな声で笑っていたのが嘘のように黙り込んでいます。周りが一瞬、水を打ったようになり、誰かが小さく吹き出すのが聞こえました。
親友が戻ってきて、何事もなかったように「次、何飲む?」と聞いてきたのが、なんだかおかしくて。思わず笑ってしまいました。
そして...
同窓会がお開きになった帰り道、スマホが鳴りました。元カレからのLINEです。「さっきは言い過ぎた。ちょっとだけ会えないかな」。既読をつけて、少しだけ考えました。あの場で恥をかいたから取り繕いたいのか、それとも本当に気まずく思っているのか。どちらにしても、私にはもう関係のないことでした。
そして一言だけ返しました。「ごめんね、黒歴史の人とは会わない主義なの」。
送信ボタンを押したあと、不思議なほどすっきりした気持ちでした。駅の改札で待っていた夫が「楽しかった?」と聞いてくれました。「うん、すごくね」。思わず笑ってそう答えた自分が、少しだけ誇らしかったのです。隣を歩く夫の手を、いつもより少しだけ強く握りました。
(30代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























