
記念日に”元カノと行ったことのあるお店”を予約してしまった俺。彼女に本当のことが言えず...
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交際2年の記念日。彼女を喜ばせたくて、評判の高級フレンチを予約しました。当日、彼女は新しいワンピースを着て、髪もきれいにセットして現れました。
その笑顔を見た瞬間、俺の胸には重い罪悪感がのしかかっていたのです。予約してから気づいてしまった、あることのせいで。
予約した店が「あの場所」だった
予約を入れたのは、ネットで評判が良かったフレンチのお店でした。記念日にふさわしい雰囲気だと思って選んだのです。しかし、予約確認のメールに添付されていた店内の写真を見て、あることに気づきました。
見覚えのある内装、窓際の席。そこは元カノと最後に食事をした場所だったのです。別れ話をしたあの夜のことが、鮮明によみがえってきました。どうして予約するときに気づかなかったのか。自分の迂闊さを本気で後悔しました。
「なんとなく」としか言えなかった
お店の前に立ったとき、決断を迫られました。このまま何も言わずに入るか、それとも正直に話すか。しかし、「ここは元カノと来た店なんだ」とは、とても言えませんでした。記念日にそんなことを伝えれば、彼女を深く傷つけてしまうと思ったからです。
結局、口から出たのは「違う店にしよう」という言葉でした。
彼女が「え?どうして?」と聞いても、「なんとなく」としか答えられません。自分でも情けないと思いながら、それ以上何も言えませんでした。
彼女の戸惑った表情が、忘れられません。
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ファミレスで関係ない話をしながら
























