おしゃれと恋で もっとかわいく - ハウコレ
SP用検索ボタン
メニューはこちら

彼女のメッセージを3日間、開いては閉じていた僕の背中を押した、別アカウントからの一行

コラム

彼女からの「親への挨拶」のメッセージを開いた瞬間、僕は何も返せなくなりました。3日間逃げ続けた僕に、彼女が別アカから送ってきた一通が届いたのです。

僕は付き合って2年になる彼女がいる、30代の会社員です。彼女は穏やかで思いやりのある人で、お互い結婚を意識し始めていました。けれど先週、彼女から届いた何気ない一通のメッセージを境に、僕は3日間も返信ができなくなってしまったのです。

開いた瞬間、何も返せなくなった

火曜の夜、彼女から「来週の土曜、両親に挨拶行こうって母が言ってるんだけど、いつにする?」というメッセージが届きました。彼女との結婚は、僕の中でも自然な流れとして話していたつもりだったのです。

ところが、メッセージを開いた瞬間、画面の文字がやけに重く感じられました。返信を打とうとして入力欄を開きましたが、何を打っても言葉になりません。結婚そのものに迷いがあるわけではない。でも、両親に挨拶という具体的な段階になった瞬間、自分の中の覚悟が試される気がして、画面を閉じてしまったのです。

何度も開いては閉じての3日間

水曜も、木曜も、彼女のメッセージを何度も開きました。スマホを手に取るたびに「今日こそ返そう」と思うのに、いざ画面を見ると同じ場所で止まってしまうのです。仕事中も、ふと気を抜くと彼女の文面が浮かんで集中できませんでした。

返さなければ返さないほど、何を返せばいいのかわからなくなっていきました。「ちょっと待ってほしい」の一行を打つことすらできない自分が、ただただ情けなかったのです。SNSにはいつも通り投稿していました。日常を装うことで、自分の問題から目を背けていたのだと思います。

  • X
  • Line