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産まれてくる子が勝手に男の子だと想像してた俺→性別発表で「マジか」と言ってしまい...

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母の一言で、自分のしたことを思い知る

誰も何も言えない沈黙の中、最初に口を開いたのは母でした。

「……あなた、今なんて言ったの?」

有無を言わせない声。俺が「いや、そういうつもりじゃ」と取り繕おうとすると、母はまっすぐ俺を見据えて続けたのです。

「元気に育ってくれればそれでいいって、あなたはそう言ってたわよね。お嫁さんがどんな気持ちでこのパーティーを準備してくれたか、少しでも考えた?」

返す言葉がありませんでした。父も追い打ちをかけるように言いました。

「お前、それは父親として恥ずかしいぞ」

義父母も黙ってうなずいています。四方から突き刺さる視線に、俺は顔を真っ赤にしてうつむくことしかできませんでした。

そして...

しばらくして、母が「さあ、主役はこの子とママよ」と場の空気を変えてくれました。義母が「女の子、楽しみね!」とケーキを取り分け、義父が「かわいい服、買いに行かないとな」と笑っています。パーティーは温かい雰囲気を取り戻していきました。

俺だけを残して。

夜、二人きりになったとき妻にこう言われました。

「あなたがどんな性別を望んでいたとしても、今お腹にいるこの子が私たちの子どもだよ。もし本気でこの子の父親でいたいなら、言葉じゃなくて態度で見せて」

妻の強さの前に、俺は自分がどれだけ情けない人間だったかを思い知らされました。

「本当に申し訳なかった」

何度も頭を下げました。けれど、謝るだけでは足りないことも分かっていました。翌日、俺は自分から育児本を買いに行き、妻と一緒にベビー用品を選びました。娘のために何ができるか、ひとつずつ考え始めたのです。

(30代男性・会社員)

本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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