
「手作りじゃないお弁当はかわいそう」と言い放った私→わが子が一番喜んでいたお弁当は…
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子どもの食事に手間をかけることは、当然の愛情だと思っていました。グループチャットに書き込んだあの言葉が、思いがけない形で自分に返ってくるまでは。
私が信じていた「愛情の形」
幼稚園の遠足を前に、グループチャットでお弁当の話題が盛り上がっていました。あるママが「冷凍のからあげ、子どもが好きだから入れようかな」と書いたのを見た瞬間、私は気づけばこう送っていました。
「冷凍食品って…手作りじゃないお弁当はかわいそうだよね。子どもが一番わかってるよ」「愛情って手間をかけることだと思うの。うちは絶対に全部手作り」「子どもの健康を考えたら、添加物とか気にならない?」
自分の子育てへのこだわりが、誰かを傷つけていたことに、そのときの私は気づいてすらいませんでした。
遠足から帰ってきた息子の言葉
当日、私は朝早くから起きてお弁当を丁寧に仕上げました。全て手作り。彩りにも気を配った、自信作のつもりでした。ところが帰宅した息子が開口一番に話したのは、自分のお弁当のことではありませんでした。
「ねえ、△△くんのからあげ食べた!すっごくおいしかった!」
自分のお弁当より、よそのお弁当を目を輝かせて話す息子の顔を見ながら、先日送った言葉がじわりと浮かんできて、言葉が出てきませんでした。
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親の「こだわり」と、子どもの正直な味覚


























