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「男を立てる女」はもう古い!今は「男から受け取る女」が圧倒的に愛される時代です

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川口美樹


時代が変わればルールが変わる。

ルールが変われば常識が変わる。

常識が変われば役割が変わる。


僕たちの親の世代までは、女性は慎ましくおしとやかに、男性の一歩後ろを歩いて「男を立てること」が求められていました。


しかしそれは、男性が会社組織というヒエラルキーの中に組み込まれていた時代の成功法です。


今の男性たちは「会社の中で出世すること」よりも「自分らしく生きること」に目を向けています。(それは女性も同じですよね)


と、いうことは、男性たちが彼女や妻に求める「女性像」も、彼氏や夫を成功に導くことができる「女性像」も全然違うものになって来ているということ。


あなたは今、その激動の「女性像」について来れていますか?

●「男を立てる」なんて無理!な世の中になってきている

1980年、全国に600万世帯あった共働きの世帯は、2017年に1188万世帯になり、およそ2倍に増えています。(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「図12 専業主婦世帯と共働き世帯

一方、専業主婦の世帯は、同じ期間に1100万世帯から、641万世帯に減っていて、こちらはおよそ2分の1です。


つまり、ここ40年間ぐらいで完全に逆転しているのです。そしてこの傾向はどんどん加速していくことでしょう。


そして男性の平均年収はほぼ横ばいでありながら、女性の平均年収はどんどん上がってきています。


つまり少し前は「女性は家庭にいてください」と言われていたのに、ここ最近になって「女性も働いてください」と叫んでいるのが今の日本なのです。


そんな時代の中で、女性に「男性の一歩後ろ」にいながら「男を立てろ」なんて無理な要求が通るわけがありません。

●女性は「一歩後ろ」ではなく、パートナーと「二人三脚」

昔は、男性が前を突っ走りながら、女性がそれを応援するという形が、人生をうまくいかせるために必要なパートナーシップのあり方でした。


しかし、これからは二人の足を紐で結んで、ガッチリと肩を組み、「イッチニ、イッチニ」と二人三脚で進んでいくパートナーシップが求められています。


この二人三脚に必要なことは、男性が「与え」女性が「受け取る」というサイクルを回すことです。



若い時の男性は「俺が俺が」と独善的になりがちです。一方の女性は「いえいえ私なんてそんな」と自虐的になりがち。


しかしこれは裏を返せば男性は「へへん、どんなもんよ」と自分を誇れるということでもあり、女性は「どうぞどうぞ」と人にギフトできるということでもあります。


つまり、男性の成功に必要なのは「どうぞどうぞ」の精神を女性から学ぶことであり、女性の成功に必要なのは「へへん、どんなもんよ」の精神を男性から学ぶことだ、ということです。



こういった、男性が「与え」女性が「受け取る」というサイクルが周りだすと、お互いが足りていないところが補完され、二人の幸せ(パートナーシップ)は一気に加速していきます。

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