男子の彼女自慢から「男子が彼女に一番求めている要素」を探ってみた
恋愛
PR「見返りを求めずに尽くしてくれる」
「尽くしてくれるっていうのはすごく好き。だけどその大前提として、尽くすことに対する見返りを求めない姿勢があることは大切」(公務員/27歳)
「尽くすこと」は、それが「無償の愛」の形であってはじめて意味があるものです。
私がよく言っているのは、「相手にも犠牲を求めた瞬間から、『尽くすこと』は有償の愛に変わってしまうよ」ということです。
たとえば、彼が体調を崩しているときに看病をしてあげることも「尽くす」ことでしょうが、今度は自分が体調を崩したときに、彼が同じことをしてくれないからといって「私はやってあげたのに」みたいな反応をするのも、やっぱり「有償」です。
「無償の愛」は恋人に対する強い愛情表現ですが、「有償の愛」になった瞬間、それは相手に対してではなくて自分に対する愛情表現(自己愛)になってしまう。尽くすことによって、相手からも同じように尽くされることを最終的な目的としているからです。
そしてその本音は相手にも伝わり、相手は「尽くすこと」を自分への愛情表現ではなく、ただの自己愛の形だととらえてしまう。
彼のことが大好きなら、たくさん尽くしてあげましょう。
ただし、「このくらいなら、見返りなんてなくても全然平気だよ」と本気で思えるラインでとどめてくださいね。逆に「見返りをもらえないとやってあげられない」と思うようなことなら、彼にもしてあげなくて大丈夫です。
「不安にさせないでくれる」
「いまの彼女の一番好きなところは、絶対に俺のことを不安な気持ちにさせないでいてくれるところ。おかげでデートをする日もしない日も、毎日平和な気持ちで過ごすことができるから、付き合ってからずっと幸せな気持ちで生きられています」(メーカー/23歳)
先ほども、「彼に愛情を感じさせてあげる」というのが大切というお話しをしつつ、さらに、「一途さのアピール」もすごく重要ということを書きました。
みなさんもよくご存知のとおり、「不安な恋」は絶対に続きません。ふたりの愛情が途切れてしまうからではなくて、不安にさせられる方の気持ちが持たないのです。
そして「不安」は「大好き」と両立します。「大好き」であればあるほど、「不安」が生まれてしまうものだから。そして、「大好きだけど、すごく不安」という状態が一番つらい。
男性女性を問わず「恋人を不安にさせない」という付き合い方ができるということはものすごく素敵なことです。
もちろん、「不安にさせない」というのは、異性関係の一切を絶つ、ということと同じ意味ではありませんが、「小さな嘘をつかない」、「小さな嘘をつきたくなるくらいだったら初めから報告をする」、「どうしても小さな嘘をつく必要がある場合には、死んでもその嘘がばれないように守り切る」という3つのルールを守ることが、最低限、相手を不安にさせないために必要だと思います。
以上、長々とご紹介してきましたが、「どうしたら彼にもっと好きになってもらえるか」という女性共通の悩みを抱えるあなたにとって、少しでもご参考になれば幸いです。(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)