【ちょっとエッチな恋愛相談】「マグロって思われてないか不安です……」ほか2つ
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PR「中でイケません。彼に申し訳ないですが、どうやったらイケますか?」
「私はいわゆる『中イキ』ができません。そのせいで、彼には少し申し訳ないなーと思ったりします。どうしたらいいか、教えてください」(大学院生/23歳)
〔遣水あかりの回答〕
女性とエッチにまつわるお話をしていると、割と頻繁に出てくるご相談でもあるんですよね。
この種のご相談に対する私のアドバイスは、まず「中イキしたい」と思うことをやめてみるところから始めてみてね、というものです。
「男は体で感じ、女は心で感じる」とはよく言われるところです。
だから私たち女性が心の底から「気持ちいい」と感じるためには、なるべくリラックスしていなくちゃいけないはずです。
にもかかわらず「中イキしたい!」なんて強く思ってしまっては、リラックスどころか心が緊張してしまって、気持ちいいものも気持ちいいと感じられなくなってしまって、結局、中イキが遠ざかってしまうように思うのです。
みなさんも一度くらいは聞いたことがあると思いますが「イこうと思うのをやめたら、イけた」という女性の体験談は非常に多い。たとえば中イキはできないけど、下を触られたり舐められたりするとイクことができる女性は、はじめてイッたとき「イこう」と思っていましたか?きっとそんなことは少しも思っておらず、いつのまにかそうなっていたはずです。
「中イキ」って、そんなに夢のようなもんじゃない
また、そもそも論ですが、「中イキ」ができるようになることで、エッチに対する価値観や気持ちよさがガラッと180度変わることなんてありません。
普通に、中イキをする日もしない日も、どちらのエッチも、彼とくっついて、「好き」と言い合って、お互いが気持ちよくなって、ふたりで愛情を確かめあうことができれば、それで十分に満足することができるんです。
「中イキ」をする/しないの二者択一で考えるんじゃなくて、単純に、エッチをしている最中のひとつひとつの瞬間をリラックスして感じることで得られる快感のほうが、中イキから得られる一瞬の快感よりもずっと大切なのです。
そして「中イキは、別にできなくても十分に気持ちいいから、いいや」といい意味で諦めることができれば、ある日忘れた頃に突然、中イキできる瞬間が訪れる、かもしれませんよ。
間違っても「申し訳ない」なんてことはありません
ひとつ気になったのが、ご相談者さまが、「中イキできなくて申し訳ない」という気持ちを感じているように見える点です。
間違っても、申し訳ないなんて感じる必要はありません。
たしかに彼氏も、自分とエッチをしている最中に彼女がイッたらそれはそれで嬉しいのでしょうけど、別にそれだけを目的にエッチをしているわけじゃありません(そんな男性がいたら、そいつはゲスです)。
むしろそんなことよりも、「中イキできなくて申し訳ない」と感じることで、罪悪感のせいで彼とのエッチを心から楽しめなくなって、結果、あんまり思い切り感じることがなくなっちゃったら、それこそ彼がかわいそうですよ。
別に中イキできないことは、彼女のせいじゃありません。なので、「申し訳ない」なんてこれっぽっちも考えないようにね。
「エッチのとき、彼の喘ぎ声も聞きたいです!どうしたらいいでしょうか」
「彼の喘ぎ声を聞きたいです。いつもは無言ですが、たまに、吐息の中に彼の喘ぎ声みたいなものが混じることがあって、すごくエロくてかわいいので、いつもそうしてくれたらなーと思います。どうやったら、彼は喘ぎ声を出してくれるようになるでしょうか」(美容師/25歳)
〔遣水あかりの回答〕
男性って「マグロは嫌」とか偉そうに言いやがるくせに、自分は全然、声とか出しませんよね。
「気持ちよさそうにしてるのを見たい」のは、女性だって同じだというのに……。
同じ悩みを抱えた女性は少なくないと思いますので、彼にもマグロを卒業してもらえるように、2つほど使えそうな作戦を考えてみましたので、ご紹介しましょう。
「質問」を活用
先ほど、エッチ中の男性の「質問」は、「こういう反応をしてほしい」のメッセージだとお話しました。
これは、男女を逆にしてもそのまま使えます。
つまり……彼に喘ぎ声を出してほしいと思ったら「気持ちいいの?」「声、出してもいいんだよ?」と質問攻めにしてあげることです。
エッチの最中に彼女からこんなふうに聞かれて、それを易々と無視することができる男性なんてそういういません。
「気持ちいいの?」と聞かれれば、「気持ちいい」と言ってしまいます。そうやって質問攻めを通じて、彼に少しずつ声を出すことに慣れていってもらいましょう。
そうすると次第に、彼のほうでも、喘ぎ声を出すことに対する抵抗感が弱まってくるはずです。
とにかく、ほめる
ご相談者さまの彼も、たまに吐息に喘ぎ声を混じらせることがある、ということでしたね。
そういうふうに、彼がふと喘ぎ声を漏らした瞬間には、すかさず「声、めっちゃエロい」と褒めてあげるようにしましょう。
基本的に、男性が彼女とするときに声を出さないのは「恥ずかしいから」です。声を出すことが、女っぽくてカッコ悪いことだと勘違いしている。
その認識を改めてもらうことが、彼にマグロを卒業してもらうことへの近道です。
「恥ずかしい」という気持ちを払しょくさせたいので「かわいい」よりも「エロい」「セクシー」というほめ言葉がおすすめです。
では、今回はこの辺でさようなら。読者の方々も、ぜひツイッターを通じてご相談(エッチに関するものに限らず)をお待ちしております。(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)