《「隠れマグロ」の特徴、こんなのもあるぞ！編》

主だったものとしては、これまでに紹介した２つなのですが、彼氏にじわ～っと弱めの（だけど確かな）不満を与える「隠れマグロ」には、こんな特徴もあるんだよっていうのを最後に３つほどご紹介してサラバしたいと思います。

男性から見れば、「エッチの準備を怠ること」も立派なマグロだということは覚えておいて損はありません。

エッチで求められる「感度」というのは、「エッチの雰囲気づくり」にも当てはまるのです。

たとえば、お泊りデートをするというのに、いざというときになって「ごめん今日下着バラバラだから」とか「先にお風呂入らないと！（ムダ毛の処理が……）」とか言って彼を興ざめさせてしまうようなのも、広い意味でいえば立派な「マグロ」です。

エッチはスポーツに例えられることもあるけれど、かといって「試合」みたくカチッとしたものじゃありません。

スポーツみたいにウォーミングアップとかそういう格式ばったものがあるわけではなく、なんとなく、ふわっとそういう雰囲気になって、ふわっと始まるもので、そこにこそ「ドキドキ」と「ロマンス」があるわけです。

であれば、「エッチが始まりそうになってからエッチの準備を始める」では遅すぎで、「今日はあるかもな～」と想像力をめいっぱい働かせて、「いつ始まっても、怖くない！」と思えるようにしておくことが理想的なのです。

エッチは、お互い服を脱ぐよりももっと前の段階で始まっています。

そう、ふたりで一緒にベッドに入って、少し会話が途切れて、彼氏がなんとなく、彼女のお腹とか背中とか、「探る」ような感じを見せ始めたあたりからもうスタートしているのです。

しかし、男性の意見を聞いている限りでは、こういった「エッチの導入」に至ってもなお、まだ平気な顔でスマホをいじり続けていたりする女性がいるようなのです。

こういった女性に対しては、同性ながら、私は怒りを禁じ得ません。その鈍感さは、罪です。

たしかに、エッチにも慣れてくれば、彼氏にちょっとお腹や背中を触られたくらいじゃ、ひょっとしたら服の上から胸とか下とかを触られたくらいじゃ、正直あまり気持ちいいとは感じないかもしれませんし、ドキドキもしないかもしれません。

もちろんそんな超序盤からあんあん喘げなんて言いませんが、せめて、彼氏の方を向き直って目を見つめたり、同じように彼氏の背中などを手でさすったりして、ムード作りに協力してあげないと彼氏がかわいそうですよ。

エッチが終わった後に、まるで「知らない男と寝てしまった」かのようにそそくさと無言で立ち去りシャワーを浴びに行き、服を着て、寝る準備をしてしまっている人も、これまた立派な「マグロ」です。

別に長々とピロートークに興じる必要はないけれど、エッチの後に裸で（あるいは下着姿で）くっつきあって、「幸せだね」ってなって、一緒に寝落ちをするのってすごく大事だし、このタイミングで彼女の満足そうで幸せそうな表情を見て初めて、彼氏は「今日のエッチはうまくいった」と感じることができるのです。

エッチが終わった後、そそくさと寝る準備をしてしまう女性は、デートの後に一通の「ありがとう」LINEを送らないのと全く同じ。味気ないし、失礼ですらあります。

みんながみんなそうじゃないと思いますが、もしも思い当たるところがあったら、ぜひこの機会に見直していただけたらと思います。

では今回はこの辺で。またね！（遣水あかり／ライター）

(ハウコレ編集部)