「美人は待ちあわせに遅刻する」の法則
コラム
PR神所裕之
僕、世の中のカワイイ女の子は「待ちあわせの時間には必ず遅刻するものだ」と確信しています。
だけどこういう話を周りの人々にすると、男女問わずみんな「可愛かろうが遅刻するなんてありえない」とか「人としてどうなの?」という感じで口々に世間の常識を語り始めます。
そして、遅刻する人はモラルがなっていない人などとレッテルを貼り付けちゃうのです。
まぁ、フツーはそう考えるものですよね。
常識という枠に当てはめて考えたら。
あなたも、これらの意見には同感ですか?
ただ、僕としては(かなり変わったモノの見方かも知れませんが・・・)、
「カワイイ女の子こそ、待ちあわせ時間に遅刻してほしい」と思ってしまうタチです。
いまや、カワイイ女の子が、待ちあわせ時間どおりに、ましてや5分前集合などするものなら、
「大丈夫かこの子?何か裏で隠し事があるんじゃないか?」なーんて不安になり勘繰っちゃうくらいです。
カワイイ女の子だから、遅刻するのか?遅刻するから、カワイイ女の子なのか?
なんでこんな悟りを開いたかのような考え方になったかと言うと、以前付き合っていた、読者モデルの女子大生の影響かも知れません。
その女の子は、キラキラしたわかりやすいルックスの良い女の子で、性格も明るくてとてもいい子だったんです。
ただ、2年ほど付き合っていたのですが、1度たりとも約束した待ち合わせ時間に来たことはなかったです。
かれこれ50回くらいはデートしたかと思うのですが、1回も約束の時間に間に合ったことはありません(笑)。
30分くらいの遅刻は当たり前で、長ければ1時間半くらいは軽く遅刻しちゃいます。
ライブとか、飛行機の時間とか、定刻が決まっている物事でさえこんな感じですから、その時はさすがに焦りましたけど。
そして、遅刻して待ちあわせ場所に現れてからがスゴイです。
やはりこちらとしては待ちくたびれ、やり切れなくて内心憤慨しています。
そんなところに、フツーは到着したら申し訳なさげに遅刻したことを詫びて気分をなだめるような行動をとると思うのですが、その子は違うのです。
全然、悪びれる素振りも見せず、待ちあわせ場所で僕を見つけるなり近寄ってきて、何事もなかったかのように世間話を始めるのです。
「さっきさー、電車の中でこんな人がいてね~どうのこうの」とか、
「昨日ね、こんなことがあってさ~どうのこうの」みたいな感じで。
そうすると、もう何だか怒りもすっかり忘れて、すぐに二人の楽しい時間へと気分は移ろいでいきます。
逆にもし変に謝ってこられたりしたら、こちらも説教を始めちゃったりなんかして空気が悪くなりそうです。
だから、自由奔放に振舞える彼女は、かなりのコミュ力の持ち主だったんだなぁと今更ながら思います。
遅刻を温かく受け入れてしまう男性の心理とは・・・
だいたい、カワイイ女の子というものは、メイクやら、洋服のコーディネイトやらで、自分が甘く見積もった予定時間なんて軽くオーバーしちゃうものなんじゃないでしょうか?
そもそも、僕に会うために可愛くしようと努力してくれていて、そのために時間オーバーちゃうんだなって、女の子の遅刻をプラスに解釈して何だか嬉しくなっちゃいます。
合コンでも、当たりの合コンは絶対に女性側が15分ほどの遅刻はデフォルトだと思っています。
逆にハズレの合コンは、確実に女子のほうが男子より早く到着してスタンバっています(笑)。
遊び慣れた男性たちの間では、実はこの法則、常識なんです。
まぁ、こんな具合に、世の中のセオリーとはまったく逆のことを言ってしまっていますが、
小悪魔的な女の子に「振り回されたい願望」が男性にはあるのかも知れません。
女の子が自分らしく自由奔放に振舞う様に、男は弱いのです。
良識とかモラルとは外れた話でしたが、こんな男性心理も理解しておくと、どんどんあなたの恋愛偏差値が高まっていくことでしょう。
(神所裕之/ライター)
(ハウコレ編集部)