
友人カップルを見て「いい彼氏ってこういうことか」→自分の彼との違いに気づいた話
コラム
付き合って2年になる彼がいました。特別に大きな不満があったわけではありません。ただ、友人カップルと過ごしたある日をきっかけに、私の中で何かが静かに変わり始めたのです。「普通」だと思っていた関係は、本当に普通だったのか。これは、他の誰かと比べたことで気づいた、自分自身の気持ちについての話です。
ダブルデートで感じた小さな違和感
その日は、大学時代からの友人と、それぞれの彼氏を連れてダブルデートをしていました。行き先はショッピングモール。何度も訪れたことのある場所で、特別な予定があるわけでもない、ごく普通の休日でした。
ふと目に留まったのは、友人の彼氏の何気ない行動です。エスカレーターではさりげなく友人の後ろに立ち、カフェでは「何飲む?」と声をかけながら、自然に荷物を持ってあげている。どれも大げさなことではありません。
一方で、私の彼はスマホを見ながら先を歩き、私が少し遅れても気づかない。そんな小さな違いが、少しずつ胸の奥に積もっていくのを感じました。
「気にしすぎかな」と思いながらも、その日を境に、私の中に小さな問いが生まれたのです。
「これが普通」だと思い込んでいた日々
振り返ってみると、私はいつの間にか多くのことを「仕方ない」と受け入れていました。デートの行き先はいつも彼の希望が優先。外食のお店も、「俺はここでいいけど」と言われると、私の提案は自然と流されてしまいます。
記念日を忘れられても、「男の人ってそういうものだよね」と自分に言い聞かせてきました。そうやって納得しようとすることが、いつの間にか当たり前になっていたのです。
でも、友人と友人の彼のやり取りには、どこか違いがありました。お互いの意見をきちんと聞き合い、どちらか一方だけが合わせている様子はありません。
「いい彼氏」って、特別なサプライズをしてくれる人ではなく、相手を一人の人として尊重できる人なのかもしれない。そう気づいたとき、これまで感じていたモヤモヤの正体が、少しだけはっきりしました。
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言葉にして初めて見えたもの
























