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「それ、意味ありますか?」意見を否定することが正しいと思っていた→代案を求められて気づいた、自分の中身のなさ

コラム

職場のプロジェクトグループLINE。15人が参加するそのトークルームで、私はいつも"指摘する側"にいました。それが正しいと、ずっと思い込んでいたのです。

穴を見つけることだけが、得意だった

誰かが提案を投げるたびに、私の目は自然と粗を探していました。「それは違うと思う」「現実的じゃないですよね」。そう書き込むとき、どこか冷静で有能な自分を演じていたのかもしれません。否定することでチームに貢献していると、本気で信じていた部分もありました。しかし、「じゃあどうすればいいか」を自分の言葉で語ったことは、一度もなかったのです。

突きつけられた問い

ある日、流れてきた業務フローの改善案に対して、反射的にこう返していました。「それ、意味ありますか?」いつもと同じ、中身のない否定。

その直後、同僚からの返信が画面を光らせました。

「じゃあAさんの代案を聞かせてください。否定だけでは、チームとして前に進めないので」

まさか代案を求められるなんて。返事を打とうとして、何度も文字を消しました。書けるものが、何もなかったのです。

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