おしゃれと恋で もっとかわいく - ハウコレ
SP用検索ボタン
メニューはこちら

終電間際に呼び出して、断ったら『電車まだあるよ?』と返す彼→100年の恋も冷めた私の返信

コラム

終電がなくなると伝えた私に、彼が返してきたのは乗換案内の画面と「電車まだあるよ?」のひとこと。その一枚を見た瞬間、私の中で何かが終わった気がしました。

スマホの通知音が鳴ったのは、もうベッドに入ろうとしていたときでした。彼から、会いたいと連絡が来ていたのです。私の家から彼の部屋までは、終電がぎりぎりの距離。来てほしいのはこっちなのにと思いながら、私は半分あきらめて返信を打ちました。

いつも「来て」と言うのは彼の方でした

付き合ってから、会うときはいつも私が彼の部屋まで向かっていました。「今すぐ会いたいから、こっち来てよ」。その連絡も、いつものようにそう始まりました。仕事で疲れていたし、時間も時間です。それでも来てほしいと言われると、行かない私が冷たいような気がして、結局は支度を始めてしまうのが常でした。けれどその日は、どうしても腰が上がりませんでした。

乗換案内の画面と「電車まだあるよ?」

「もう遅いし、終電なくなるから無理だよ」。正直な気持ちで、そう返しました。私が期待していたのは「そっか、無理しないで」とか「じゃあ今度ゆっくり会おう」という言葉でした。けれど、しばらくして届いたのは一枚の画面。乗換案内のスクリーンショットでした。そこには私の最寄り駅から彼の家までのルートと、まだ動いている電車が並んでいます。そして添えられていたのは「電車まだあるよ?」という、たったひとことだけでした。

  • X
  • Line