
結婚式の途中で突然元彼が乱入「まだお前のことが――」→会場のさりげない連携が私を守ってくれて...
コラム
夫の落ち着いた行動と、会場の「見えない連携」
すると、夫がゆっくりと立ち上がりました。取り乱すこともなく、スタッフのほうを向いてこう言ったのです。「すみません、次の余興をお願いします」。
その声を合図に、会場が動き出しました。音楽を流し、友人たちが何事もなかったかのように余興の準備を始めました。誰も元カレを見ない。誰も声をかけない。まるで「そこには誰もいない」かのように、式は淡々と進行していきました。スタッフに腕を取られ、会場の外へと連れ出されました。
そして...
式が終わり、夫と二人きりになったとき、私はようやく涙が出ました。「怖かった」と言うと、夫は「俺も少しだけ緊張したよ」と笑って答えてくれました。あの日、会場にいた人たちは誰も騒がず、責めず、ただ黙って私たちの式を守ってくれました。それがどれほど心強かったか、言葉ではうまく伝えられません。これから夫と歩んでいく日々の中で、きっといろいろなことがあると思います。でも、あのとき隣で私の手を握ってくれた人となら、どんなことも乗り越えていける。そんなふうに思えた、忘れられない一日となりました。
(20代女性・販売職)
本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























