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「割り勘でいい?」と言いながら一番高いものを頼む友人→言葉で言えなかった私が、一度だけ"同じこと"をしてみた

コラム

同じことをしてみた日

ある日、覚悟を決めました。言葉で伝えるのが無理なら、一回だけ同じことをしてみよう。いつもの店でいつもの「割り勘でいい?」の後、私はメニューを開いて一番高いステーキランチを指さしました。「今日これにしようかな」。さらにデザートの盛り合わせと、グラスワインも追加しました。彼女は一瞬「え」という顔をしました。彼女はその日、なぜかいつもよりおとなしくパスタを頼んでいました。

そして...

会計のとき、合計は5,500円でした。私が電卓を出して「2,750円ずつね」と言いかけて、彼女の手が止まりました。私のステーキランチとデザートとワインで4,200円。彼女のパスタとドリンクバーで1,300円。いつもと立場が逆だったのです。彼女はしばらく電卓を見つめた後、「……今日、別会計にしない?」と言いました。

思わず聞き返しました。「え、いつも割り勘だったのに?」。彼女は少し黙った後、「……そうだよね。ごめん、全然気づいてなかった」と言いました。本当に気づいていなかったのか、気づかないふりをしていたのか、今でもわかりません。

でもその日以来、彼女は「別会計にしよう」と言ってくれるようになりました。たまに奢ってくれることもあります。月に一度のランチが、ようやくモヤモヤなしで楽しめるようになったのです。

(20代女性・事務職)

本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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