
「ママに聞いて」と言い続けた俺。子どもにずっと頼られて大変な思いをした一日
コラム
全部俺に返ってきた日
ある休日、いつものように息子が「パパ、おやつ食べていい?」と聞いてきました。「ママに聞いて」と答えると、息子が言ったのです。「ママがパパに聞いてって言ってた」と。妻を見ましたが、知らん顔で家事をしている。仕方なく「いいよ」と答えました。すると今度は「パパ、お水ちょうだい」「パパ、これ開けて」「パパ、トイレついてきて」。次から次へと息子が俺に聞いてくるのです。
そして...
その日、俺は一日中息子に呼ばれ続けました。「パパ、パパ、パパ、パパ」と何度も何度も。正直、疲れました。こんなに聞かれるものなのかと驚きました。
夜、息子が寝た後で妻に言いました。「今日、めちゃくちゃ聞かれた。お前、毎日あんなに対応してたのか」と。妻は「そうだよ。全部私に回ってきてたから」と答えました。俺は何も言えませんでした。妻は毎日これをやっていた。俺が「ママに聞いて」と言うたびに、妻の負担が増えていた。「分からない」と言って逃げている間に、妻は一人で全部抱えていたのです。「悪かった」と謝りました。息子が「パパに聞いてくる」と言うようになった時、初めて父親として認められた気がしました。
(30代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























