
"ウケてる"と思ってた。新人へのイジりを一度も発言しなかった部長が、全て人事に提出していた
コラム
私は「コミュニケーション」のつもりでした。場を盛り上げているつもりでした。でも、グループチャットは密室ではなかったのです。これは、取り返しのつかない過ちを犯した私自身の話です。
盛り上げているつもりだった
新人の子が入社してきたとき、私は先輩として距離を縮めようと考えていました。少しイジったほうが打ち解けやすいだろう、そんな軽い気持ちだったのです。
ある日、彼女がコピー機でミスをしたとき、私は職場のグループチャットにこう投稿しました。
「今日もコピー機詰まらせたw もう何回目w」
すぐに数人から笑いのスタンプが返ってきました。ウケている、みんな楽しんでいる。私はそう思い込んでいたのです。彼女自身がどう感じているかなど、深く考えることはありませんでした。
エスカレートしていく投稿
反応があることが嬉しくて、私の投稿は次第にエスカレートしていきました。彼女が電話対応で失敗した日には、こんなメッセージを送りました。
「また電話対応ミスったらしいw ほんと使えないww」
今思えば、完全に一線を越えていました。でも当時の私は、これが「愛のあるイジり」だと本気で信じていたのです。彼女は何も言い返してこない。だから大丈夫だと思っていました。沈黙は了承だと、都合よく解釈していたのかもしれません。
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