
疲れ果てた妻から「自分で考えて」と問われ続けた俺→冷蔵庫のリストを見て初めて知ったこと
コラム
妻が怒るたびに、私は何が原因かわかりませんでした。聞けば「自分で考えて」と返ってくる。考えても当たらない。そのやりとりが、いつしか我が家の日常になっていました。
答えられなかった夜々
妻が怒っているとき、私はいつも原因を探すのですが、なかなか当たりません。「仕事のこと?」「返信が遅かった?」「ごはんの味?」聞いても外れ続ける。「わからない、ごめん」と言うしかなくて、謝るたびに妻の表情がすっと固まるのが見えました。ついには「自分で考えて」と言われてしまい...
謝れば解決するわけじゃないのはわかっていました。でも何が正解かもわからなかった。その繰り返しが続くうちに、「また怒ってる」という感覚だけが蓄積されていきました。
冷蔵庫に貼られた紙
ある朝、冷蔵庫に一枚の紙が貼ってありました。「私が怒る原因リスト」と書かれた紙には、日常の小さなことが並んでいました。靴を揃えない。ゴミ袋がなくなっても替えない。牛乳を空のまま冷蔵庫に戻す。
「こんな小さいことで?」と言いかけて、妻の顔を見て止まりました。「これが毎日続くと、大きくなるんだよ」という声は、低く、どこか疲れていました。
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積み重なっていたもの


























