
彼女が「友人の家に泊まる」と言った夜、浮気相手を連れて帰宅したら…
コラム
同棲して2年が過ぎたころから、自分でも気づいていました。彼女との会話が減り、帰宅しても何となく気まずい空気が漂うようになっていたことに。
変えてしまったのは自分なのに、向き合う勇気が持てないまま、日々をやり過ごしていました。
見えていたのに、目を背けた
仕事帰りに別の女性と会うようになったのは、ちょうど1年前からでした。彼女とうまくいっていない理由を外に求めていたのだと、今なら正直に思います。
家に帰れば彼女がいる。それでも別の女性へ向く日が続きました。洗面台にヘアゴムを置き忘れたことも、押し入れに香水の匂いが残っていたことも、気にしないようにしていました。彼女が何か感じていたとしても、「きっと言ってこない」と、どこかで甘えていたのだと思います。
「今夜は大丈夫」
ある夜、彼女からメッセージが届きました。「今日は友人の家に泊まるね」それを見た瞬間、緊張が解けた気がしました。「今夜なら大丈夫だ」と判断し、いつもどおり別の女性を家に誘いました。
2年間、ふたりで積み上げてきた場所へ。その行動がどれほど軽率だったか、そのときの自分にはわかっていませんでした。玄関の前に立ったとき、まさか彼女がいるとは思っていませんでした。
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ドアの向こうに、彼女がいた























