
レジでもたつく私に「早くしろよおばさん」と怒鳴った若い客→後ろの3人が同時に声を上げた話
コラム
スーパーのレジで小銭を数えていただけなのに、後ろから浴びせられた言葉に体が固まりました。でも次の瞬間、思いもよらないことが起きたのです。
小銭入れの中身
夕方のスーパー。夕飯の買い物を済ませてレジに並びました。最近、小銭が増えすぎて財布が重くなっていたので、できるだけ端数を出そうと小銭入れを開きました。老眼で硬貨の区別に少し時間がかかります。1円玉と5円玉を選り分けていると、後ろのお客さんの気配がだんだん近くなってくるのを感じていました。
急がなきゃ、と思えば思うほど指先がもたつきます。レジの店員さんは「ゆっくりでいいですよ」と声をかけてくれましたが、申し訳なさは消えませんでした。
「早くしろよおばさん」
「早くしろよおばさん! 時間ねえんだけど」。突然の大きな声に、手が止まりました。振り返ると、20代くらいの男性が苛立った顔でこちらを睨んでいます。小銭入れを持つ手が震え、レジの店員さんも固まっています。
「す、すみません」と声を絞り出すのが精一杯でした。周りのお客さんの視線が一斉に集まるのを感じて、このまま消えてしまいたいと思いました。
次のページへ
3つの声

























