
「俺に合わせろ」と彼女に言い続けた。別れ際に彼女から渡されたものを見て、何も言い返せなくなった話
コラム
渡されたノート
彼女が「別れたい」と言った時、俺は強気でした。「俺に合わせられないならそうすればいい。お前の代わりなんていくらでもいるから」と。
すると彼女がノートを取り出しました。「これ、あなたに渡したくて」と。開いてみると、日付と内容がびっしり書かれていました。「これ、何」と聞くと、彼女は言いました。
「この1年で私があなたのためにキャンセルした予定のリスト。47個あるよ。逆にあなたが私に合わせてくれた回数は、何回あった?」
そして...
ページをめくる手が止まりませんでした。友人の結婚式、母の誕生日会、楽しみにしていたライブ。全部、彼女が俺のために諦めた予定でした。47個。そして俺が彼女に合わせた回数は、本当に一度もなかった。ノートを持つ手が重くなりました。
「私はずっとあなたに合わせてきた。でもあなたは一度も合わせてくれなかった。これを対等な関係って言える?」
俺は、何も言い返せませんでした。その後彼女は去っていきました。
俺は一人でノートを見返していました。彼女がどれだけ犠牲にしてきたか。俺がどれだけ奪ってきたか。「合わせるのが当然」と思っていた自分が、どれだけ最低だったか。今更ながらに気づきました。
(20代男性・営業職)
本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























