
妻の行動を逐一管理していた俺。離婚後に、やっと妻の大事さに気づいた
コラム
離婚届を見た瞬間
ある日、妻がテーブルに紙を置きました。離婚届でした。「これに署名して」と言われて、俺は笑いました。「冗談だろ?お前が俺なしでやっていけるわけない」と。
妻は「新しい住所も決まってる。仕事も続ける。貯金もある。あなたの許可がなくても、私は生きていけるの」と。
いつの間に、こんな準備を。
そして...
「待て、話し合おう」「俺が悪かった」「変わるから」口から勝手に言葉が出ていました。あんなに余裕だったのに、必死に縋っている自分がいました。
「10年間、私は許可をもらわないと何もできなかった。でも本当は、あなたの許可なんて最初から必要なかったの」
最後まで署名を渋りましたが、妻の決意は変わりませんでした。判を押しながら、手が震えていました。「俺が許してるから成り立ってる」と言っていたのに、妻がいなくなった途端、俺は何も成り立たなくなりました。洗濯機の使い方、ゴミの日、料理の仕方。妻に頼り切っていたのは、俺の方だったのです。
(40代男性・会社員)
本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























