
既読スルーを「最悪」と責め続けた私が、全員に返事をもらえなくなって初めて気づいたこと
コラム
返事が返ってこないのが怖かっただけでした。でもその恐怖を怒りに変えてぶつけ続けた結果、本当に誰からも返事が来なくなったのです
返事がないと不安だった
グループチャットに送ったメッセージに既読がつく。でも返事が来ない。それだけのことが、私にはどうしても耐えられませんでした。読んでいるのに反応しないのは、私の存在を無視しているのと同じだと感じていたのです。
だから言いました。「既読ついてるのに返さないの最悪だよ。人として終わってる」。怒りたかったわけではありません。「大丈夫、ちゃんと見てるよ」と言ってほしかった。でもその気持ちを素直に伝える方法がわからなくて、いつも怒りの形になってしまったのです。
返事を「させて」いたこと
みんなはちゃんと返してくれていました。「ごめん、あとで返すね」と送ってくる子に「"あとで"って何時間後?」と聞いたこともあります。今思えば、相手には仕事がある、家庭がある、疲れている夜もある。それを考える余裕が、私にはありませんでした。
返事をくれるのが当たり前。くれないのは冷たい。その思い込みに、疑問を持ったことすらなかった。みんなが丁寧に返事をくれていたのは、私を大切にしていたからではなく、怒られるのを避けていたのだと、あのときの私は気づいていませんでした。
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誰も返さなくなった日
























