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既読がつかないから打てた本音。深夜、俺は送信ボタンを押せずにいた

コラム

あの夜、俺がメッセージを送れたのは、彼女が寝ていると思ったからでした。起きていたと知ったのは、翌朝のことです。

口数が減った理由

きっかけは些細なことでした。俺が「うまい」と言ったら、彼女が「最近それしか言わないよね」と笑った夜。冗談だったんだと思います。でも、その一言が妙に刺さりました。

それから、何を言っても裏目に出る気がして言葉が出なくなりました。余計なことを言って傷つけるくらいなら黙っているほうがいい。そう思うほど彼女との間に透明な壁ができていくのを感じていたけれど、壊し方がわかりませんでした。

深夜1時の衝動

あの夜、なぜか今なら話せるかもしれないと思った俺は、スマホを手に取っていました。

「ねぇ、起きてる?」

送信して、画面を見つめ続けました。1分、3分、5分。既読がつきません。寝ているんだ。そう思った瞬間、不思議と肩の力が抜けました。寝ている相手になら、言える気がしたのです。

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