
「スクショ撮ったでしょ?」私がシェアした画面に映り込んだ通知バーの秘密を彼が指摘してきた
コラム
「スクショ撮ったでしょ?」
カフェの感想が返ってくると思っていました。でも彼の返信は「スクショ撮ったでしょ?」。「え? 何のこと」と返すと、「通知バー見てみ。スクリーンショット保存って出てる」。
慌てて自分が送った画像を確認しました。通知バーに小さく「スクリーンショットを保存しました」の表示が残っています。昨夜、彼のメッセージを保存したときのものです。
「あ、これは関係ないやつだよ」。震える指で打ちました。「昨日の夜の、撮ったでしょ」。図星でした。顔が熱くなって、何も返せなくなりました。
そして...
彼はそれ以上、何も聞いてきませんでした。でも翌日からメッセージが元の短さに戻りました。「了解」「おう」「おつかれ」。まるであの夜の言葉を取り消すみたいに。私のせいかもしれない。スクショしたことが恥ずかしかったのか、重いと感じたのか。
あのスクリーンショットは今もスマホの中にあります。消せないままです。あの夜の彼の言葉は、私にとっての宝物だから。でも保存したことが彼を遠ざけたのだとしたら、私のこの気持ちは、彼にとっては重荷でしかなかったのでしょうか。
(20代女性・ライター)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























