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「あんたの子、ご主人の子なの?」ママ友の一言の後、参観日に夫がとった行動で全員が黙った

コラム

参観日の教室

数週間後の参観日。教室に入ると、並んでいるのはいつも通りお母さんばかり。そこに、夫が現れました。事前に何も聞いていなかった私は驚きましたが、夫は「たまにはね」とだけ言って、教室の後ろに立ちました。

親子で工作をする時間になり、夫と子供が隣同士で座りました。二人とも同じように首をかしげながらハサミを動かし、うまくいかないと同じように眉をぎゅっと寄せます。完成した作品を持ち上げたとき、二人の笑い方がそっくりでした。目元は似ていないかもしれない。でも、仕草も表情も声の出し方も、あの子は間違いなくこの人の子供でした。ふと視線を感じて振り返ると、あのママ友が目をそらすところが見えました。

そして...

帰り道、「なんで来たの?」と聞きました。夫は前を向いたまま「行きたかっただけ」と答えました。それ以上は何も言いません。でも、わざわざ仕事を抜けてきた理由を、私は聞かなくてもわかっていました。

ママ友の言葉がなかったことにはなりません。ふとした瞬間に思い出しては、胸の奥がちくりと痛みます。けれど、あの参観日に夫が隣に立ってくれたこと。それだけで、私にはもう十分でした。誰かに証明する必要なんて、最初からなかったのだと思います。

(30代女性・専業主婦)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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