
「実家が農家って恥ずかしくない?」と婚約者の家族→婚約者が取った行動に涙が止まらない
コラム
結婚を控え、初めて彼のご両親に挨拶に伺った日のことです。緊張しながらも精一杯の笑顔で臨んだ食卓で、義母から投げかけられた一言に、私は返す言葉を失いました。
初めての挨拶
付き合って2年。プロポーズを受けた翌月、彼のご実家へ正式に挨拶に伺うことになりました。私の実家は新潟で代々続く農家です。胸を張れる仕事だと思っていますが、彼の家は都内で会社を経営しており、「釣り合わないと思われたらどうしよう」という不安は拭えませんでした。
当日、手土産に実家で作ったお米を持参しました。彼が勧めてくれたからです。玄関で迎えてくれた義父は穏やかな方でしたが、義母は私の服装を上から下まで見つめたあと、薄く微笑んだだけでした。
食卓で投げられた言葉
食事が始まり、義母に「ご実家はどちらでしたっけ」と聞かれたので「新潟で農家をしております」と答えると、一瞬の沈黙。義母は箸を置いて、まっすぐ私を見ました。
「実家が農家って恥ずかしくない?」
耳を疑いました。義母は続けます。「うちの息子には、もう少しふさわしい家柄の方がいると思ってたの」。喉の奥がきゅっと詰まり、膝の上で拳を握りしめるのが精一杯でした。
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彼が立ち上がった瞬間


























