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「好きはゼロ回。飯は87回」。2年分の履歴を遡って気づいた自分の語彙力と、3回でギブアップした夜

コラム

彼女の軽い質問から始まった、ちょっとした確認作業。トーク履歴を遡るほどに見えてきた、自分の不器用さに向き合わされた夜のことです。

答えられるはずだった質問

ソファで並んでテレビを見ていた夜、彼女が「私に好きって何回送った?」と聞いてきました。体感で20回くらいかな、と答えようとして、ふと自信がなくなり、せっかくなら正確に答えたいと思いました。「ちょっと待って」とスマホを手に取り、メッセージアプリの検索窓に「好き」と打ち込む。すぐに答えが出るはずでした。

ヒット件数ゼロ

ヒットしない。もう一度打ち直してみても、結果は変わらない。まさかと思って2年分を頭から遡り始めました。付き合い始めた頃のやり取りから、記念日の連絡、最近のちょっとした返信まで。どこまでスクロールしても「好き」の文字が見当たらない。代わりに目に飛び込んできたのは「飯行こう」「飯食べた?」「飯何がいい?」の文字列だけ。眉間にしわが寄っていくのが自分でもわかる。彼女の視線が気まずくなり、「向こうで続ける」と寝室に移りました。

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