
「もう怒ってないよ」と送ったのに、彼から「本当に?」が5回。6回目でついに折れた私の返信
コラム
小さな喧嘩が収まったはずの夜、彼とのメッセージだけが、なぜか終わってくれなかったのです。
仲直りのつもりだったひと言
その夜の喧嘩は、本当に些細なものでした。外食の店をどちらが決めるかで少し口論になって、彼が先に部屋を出ていったきり。30分ほどして気持ちが落ち着いた頃、私から「もう怒ってないよ」と送ったのです。これで終わりのつもりでした。
返信はすぐに来ました。「本当に?」。私は少し笑いながら、「うん、大丈夫」と返しました。これで彼も安心するだろうと思っていたのです。ところが、続けて届いたのは「マジで?」。画面を見つめて、思わず首を傾げました。そんなに疑われる言い方をしたつもりはなかったからです。
「大丈夫だってば」ともう一度返したのに、さらに「怒ってない?」と3回目の確認が届きました。
止まらない確認メッセージ
4回目も、5回目も、同じような確認が続きました。言い回しは少しずつ変わるのに、聞いていることはずっと同じ。数分おきに画面の上に彼の名前が浮かぶたび、最初は微笑ましかったやりとりが、だんだん重さを帯びていきました。
正直に言えば、5回目のあたりで、私はかなり呆れていたのです。でも、ここで「しつこい」と返してしまったら、それこそ怒っていることになってしまう。深呼吸をして、言葉を選びながら「本当に大丈夫だから、安心して」と打ち込みました。
怒っていないと言い続けることで、本当に怒り始めている自分がいるのが、自分でも情けなかったのです。
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6回目で指が勝手に動いた

























