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深夜3時、元彼から届いた「起きてる?」続けて送られてきた一言で、私の中の半年が音を立てて崩れた

コラム

たった一言

「結婚することになった」それだけでした。

何度読み返しても、文字の並びは変わりません。喉の奥がきゅっと詰まりました。お祝いの言葉を打とうとしたのに、指がうまく動かない。半年前にとっくに終わったはずなのに、どうして今、こんなに息が浅くなるのか自分でもわかりませんでした。

別れを切り出したのは私のほうでした。彼が悪かったわけではありません。ただ、私が「まだ結婚は考えられない」と言ったのです。3年付き合って、その話を持ち出してくれたのは彼のほうでした。あの時の私は、その言葉をまっすぐ受け止められなかった。逃げたのは私のほうなのに、こうして「結婚することになった」と知らされる側になっています。

そして...

「おめでとう」を打っては消し、私は朝までその画面を見つめていました。空が白んでくる頃、結局何も送らないままトーク画面を閉じました。 

きっと彼は、報告という形で区切りをつけたかったのだと思います。長く書けば未練になる。短すぎれば素っ気ない。「起きてる?」「結婚することになった」たった二通のメッセージで、半年かかっても消えなかった彼の輪郭が、ようやく私の中で薄れていきました。返事をしなかったのは意地ではなく、それが私にできるたぶん最後の誠意でした。たった一言で、こんなに泣けるなんて思っていませんでした。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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