おしゃれと恋で もっとかわいく - ハウコレ
SP用検索ボタン
メニューはこちら

「起きてる?」と打ってから1時間。指が止まったままの深夜3時、俺には元カノに送るべき一言があった

コラム

最後に残した一言

書きすぎるほど、これは自己満足になる。そう気づいたのは、十回目くらいの書き直しのときでした。半年も連絡しなかった元カレからの長文は、彼女から見れば重いだけです。 

最終的に残ったのは「結婚することになった」でした。その前に「起きてる?」と一通。深夜3時に通知を鳴らすのが申し訳なくて、まず一言確認のつもりで送りました。そして勢いのままもう一通を続けて送信しました。指先が冷たくなるのを感じながら、画面を伏せました。

そして...

送信した直後から、後悔が押し寄せてきました。なんでこんな時間に。なんで一言だけ。もっと丁寧に書くべきだったかもしれない。でも結局、書こうとして消した言葉はどれも、俺が自分を許してもらいたいだけのものでした。 

返事は来ませんでした。三日経っても、一週間経っても。それで正解だったのだと思います。あの夜、彼女が何を思って画面を見ていたのか、俺は一生知ることはありません。でもそれでいい。俺は、3年間をなかったことにしたくなかった。それだけで送ったメッセージでした。返事を待つのはやめて、俺は明日からの生活に向き直ろうと思いました。それが、いま俺にできる唯一のことでした。

(20代男性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

  • X
  • Line