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散歩中に若い飼い主へ放った正論が、半年後の公園で私自身に跳ね返った話

コラム

公園での出来事

先週の朝、散歩中に向かった公園での出来事です。リードを握る手に、愛犬の力が一気に伝わってきて、私は引きずられるように走りました。愛犬は小型犬に向かって突進し、押し倒してしまったのです。必死に追いかけて首輪を掴み、何度も頭を下げました。「うちの子、人懐っこいだけなんです、ごめんなさい!」。すると、横にいた年配の男性が、淡々とこう言いました。「ちゃんとしつけしてあげないと、犬がかわいそうですよ」。私は俯くしかありませんでした。半年前、私が同じ言葉を、別の女性に投げつけたことを思い出していたのです。

そして...

そのとき、ふと顔を上げると、少し離れたベンチのそばに、トイプードルを抱いた女性が立っていました。半年前の、あの女性でした。私が何か言いかけるよりも先に、彼女は黙って軽く会釈をすると、その場を離れていきました。

あの日の自分の正論が、今、そのまま私に返ってきたのです。完璧な飼い主なんていない。それを誰よりも分かっていないまま、偉そうに語っていたのは、私だったのだと思います。家に帰ってから、愛犬の頭を撫でながら、これからは余計な言葉をかけないと心の中で決めました。彼女に直接謝ることはもう叶わないかもしれません。でも、すれ違う若い飼い主には、せめて笑顔で会釈ができるような自分でありたいと思いました。

(40代女性・主婦)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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