
子どもの頃「なんでお姉ちゃんばかり怒られるの?」と思っていた私→実家で見つけたノートに涙
コラム
30年越しに知った姉の本当
ノートには、姉が日々の小さな出来事を書き、母がそれに返事を返していました。その中の一ページに、こんな一文があったのです。
「今日も妹のかわりに怒られました。でも妹が泣かなかったからよかった」
母の返事はこう続いていました。「気づいてるよ。あなたの優しさに甘えてごめんね。あなたも泣いていいのよ」と。
子どもの頃の私が「なんでお姉ちゃんばかり怒られるの?」と思っていた、その答えがこのノートにあったのです。姉は、私を泣かせたくないという理由で、ずっと自分から「私がやった」と言い続けていました。母はその姉の優しさを、見抜いて、受け止めていたのです。
そして...
ノートを抱えたまま、私は姉に電話をかけました。「お姉ちゃん、ノートを見つけたの」と切り出すと、電話の向こうで姉が一瞬黙る気配がしました。「ありがとう。ずっと知らなくて、ごめんね」と伝えると、姉は少し笑って、「いいんだよ、好きでやってたんだから」と答えてくれたのです。
子どもの頃に聞けなかった疑問の答えを、20年越しに姉本人から聞きました。姉が私のために怒られていた分を、これからの長い時間で、少しずつでも返していきたいと思います。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























