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彼女から「昨日楽しかったね」が届いた俺。会ってないと返した後、本音までこぼしてしまった

コラム

冗談に隠した本音

彼女からの返事はなかなか来ませんでした。慌てて言い訳を考えているのが、画面の向こうから伝わってくるようでした。だんだん自分が大人気ない気がしてきて、もう一通だけ送りました。

「冗談だけど、ちょっとさみしかったかも」

「冗談だけど」と前置きしたのは、本音をそのまま出すのが照れくさかったからです。でも、書いた文字を見つめて、ああ、本当にさみしかったんだなと自分でも気がつきました。

彼女の毎日の真ん中に、いつも俺がいるとは限らない。それは当たり前のことなのに、改めて文字にすると、思っていた以上に堪えました。

そして...

翌日、彼女が突然家まで来ました。インターホンの画面に映る彼女の顔を見て、俺は思わず笑ってしまいました。彼女は焼き菓子を片手に「ごめんね」と何度も言いました。「いいよ、もう」と返しながら、心のどこかでほっとしている自分がいました。

「水曜日、何してたの?」と聞かれた時、俺は「普通にゲームしてた」とだけ答えました。本当はその時、彼女のことを少しだけ考えていたなんて、口にはしませんでした。

「地味に痛い」つもりで送った追撃が、結局は俺自身の弱さを暴いた夜でした。あの一言があったから、彼女は俺の中の小さな寂しさを見つけてくれたのかもしれません。

(20代男性・営業職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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