
既読がつかない30分、ロック画面の向こうの彼女に俺が送ってしまった本音
コラム
仕事の繁忙期で彼女に冷たい態度をとっていた俺は、ある夜「ちょっと話せる?」と送りました。30分経っても既読がつかない画面を見て、つい余計な一言を打ってしまったのです。
余裕のないメッセージしか返せなかった2週間
2週間続いた繁忙期で、俺は完全にいっぱいいっぱいになっていました。会社では客先からの理不尽な要望に頭を下げ続け、家に帰っても気力が残らない。彼女にメッセージを返すのも億劫で、つい「お疲れ」「了解」だけで済ませていたのです。
3日前に会ったときも、彼女が嬉しそうに話してくれているのに、俺は生返事ばかりでした。別れ際、彼女の表情に小さな影が差したのを、俺は見ないふりをしていました。「俺の方こそ余裕がない」と自覚しながら、それを伝える気力さえ残っていなかったのです。
ようやく送れた「ちょっと話せる?」のひとこと
火曜の夜、ようやくプロジェクトが落ち着いて、俺はベッドに横になりながらスマホを手に取りました。彼女にちゃんと謝りたい。電話で声を聞いて、明日にでも会いに行きたい。そう思って打ったのが「今日仕事終わった。ちょっと話せる?」のひとことでした。
ところが、いつもならすぐに既読がつくはずの彼女からの反応が、いつまで経ってもありませんでした。10分、20分。スマホを伏せたり開いたりを繰り返しても、画面の状態は変わりません。
寝てるとは思いませんでした。火曜の22時、彼女が起きていないわけがないのです。3年付き合えば、相手の生活リズムくらいわかります。
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既読がつかない30分、つい送ってしまった本音
























