
「他に好きな人いないよね?」と聞いたら「いない」→「即答すぎて怪しい」と返した私に彼が呆れた
コラム
彼が黙って立ち上がった
「……は?」。彼の声が低くなりました。テレビを消して、こちらをまっすぐ見ています。「冗談だってば」と私は慌てました。でも彼は「冗談に聞こえないよ」と言って、ソファから立ち上がったのです。「もう何を言っても疑われるなら、何も言わない方がよくない?」。
彼の口から出た言葉に、私は何も返せませんでした。彼はカバンを取って「今日は帰る」とだけ言い、玄関を出て行きました。一人になった部屋で、テレビの消えた画面に自分の顔が映っていました。
そして...
1時間ほど経って、彼からメッセージが届きました。「さっきはごめん。言い過ぎた」。短い文面でしたが、私はすぐに「私の方こそ、ごめん」と返したのです。週末、二人でカフェで会いました。彼に「あのとき、なんで疑ったの?」と聞かれて、私は正直に話しました。「最近、連絡が減ってたから。なんとなく不安で」。彼は少し黙ってから「ごめん、気づけなかった」と答えてくれました。冗談に紛らせていた本当の気持ちを、もっと早く伝えればよかった。次にすれ違いそうになったときは、軽口じゃなくちゃんと言葉にしようと思いました。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























